学校現場などでの使い方に関する質問
「インターネット天文台資料室」には、教室で役立つ 情報満載ですので、ご覧下さい。

Q1. インターネット天文台を使った授業をしてみたいのですが…。
A1. どんどん使って下さい! 天文台の操作になれる練習を、二回行って頂くとよいと思います。 一回目は、国内の天文台で練習をしてみて下さい(昼間なら太陽)。 その次に、ガーナ天文台にトライしてみて下さい。 操作インターフェイスは全天文台共通ですから、二回の練習で十分 慣れて頂けるはずです。

Q2. 授業を行うための資料はありますか?
A2. インターネット天文台資料室では、授業実践のビデオと 指導案を提供しています。特にビデオでは、天文台へ命令を 送ってから天体映像が見えるようになるまでの「間合い」に、 ご注目下さい。通信時間や映像のバッファ時間があり、即応答と いうわけにいきませんから、この間合いを、先生方には上手に つないで頂く必要があります。

Q3. 授業はパソコン室で行う必要がありますか?
A3. 授業実践ビデオでお分かり頂ける通り、通常教室+プロジェクタ で十分です。むしろ「一つの画面を全員で見つめる」ため、一体感が 生まれて好ましいようにも思います。各人にパソコンがあると、 ネットワークの設定によっては全パソコンから操作できてしまう 可能性もあります(利用形態は、事前に管理人にお知らせ下さい)。

Q4. 他に何か必要なものがありますか?
A4. インターネット天文台の操作・観測だけならば、ウェブ・ブラウザ、 RealPlayerだけあればOKです。先生が事前にプランをしたり、 子どもたちに星空の様子を説明したりするのに、ステラ・ナビゲータの ようなシミュレーション・ソフトがあるとよいでしょう。授業実践 ビデオでもいくつか小道具が出てきますので、参考にして下さい。

Q5. 「天気が悪かったら…」と思うと、天文台利用の授業に踏み切れません。
A5. 自然を相手にする理科の授業では避けられない問題です(ガーナ 天文台は、ときに電力や通信のトラブルもあります)。 ビデオでも、「ガーナが使えなかった際に、熊本から太陽を見た」 実例をご紹介しています。この他、「過去の映像を用いる」代替案も あります。ご相談下さい。

Q6. 教室からRealPlayerがうまくつながりません。
A6. 教育委員会ネットワークの中にはセキュリティの厳しいものがあり、 RealPlayerが必要とする通信ポートがブロックされて、動画を見る ことができなくなるのです。天文台側でも、できるだけ一般的な 通信で映像を配信できるよう努力していますが、学校側でも ネットワーク管理者にご相談下さい。