BaMoonをふくらませる。

• 塩化ビニール素材をまん丸になるまでふくらませますので、肺活量に ものいわせるのではなく、ポンプを使いましょう。 100円ショップで売っているもので十分です。 きれいなまん丸にふくらませるコツを下にイラスト入りで紹介します。

  ポンプを使い、少しずつふくらませてゆきます。	表裏の合わせ目あたりのシワがとれ、カルメ焼きのようにふくらんだら、 ポンプからはずします。
  机などの固く平らな面の上でギューギューしたりコロコロしたり、あるいは両手で モミモミしたりして、カルメ焼き形を少しずつまん丸に近づけてゆきます。 このときに、手の汚れや机の汚れをBaMoonにプリントしないように気をつけてください。
  おおよそまん丸になったら、あと少しだけポンプで空気を入れてボールに張りを もたせます（入れ過ぎには注意！）。これで、まん丸にふくらんだBaMoonが完成！

BaMoonに光を当てる

• さあ、ふくらませたBaMoonに光をあてて「三日月」「半月」「満月」 などを再現してみましょう。空気を入れるストッパのない側が、常に地球へ 向いている月の面ですので、そちらを自分の方へ向けてさまざまな角度から 光をあてて見ればよいのです。教科書に載っている「三日月」「半月」「満月」 の写真と見比べてください。その「月らしさ」に驚かされるはずです。

• ウラ技：つや消しBaMoon
  BaMoonは月らしく見えることを重視して、その表面がマット調になる （ライトで照らしたとき、光源の映りこみが小さくなる）よう、印刷工程で 努力をしました。それでもまだ少し光源の映りこみが残っています。教室に おける実験に大きな支障となるレベルではないものの、完璧を求める場合には 次のようなテクニックがあります。
  1. 水性スプレーペイントの「つや消しクリアー」を用意します。
  2. これを全面に塗装すると、クリアーですから月の模様はそのままに、 光源の映りこみが見事に消えます。
  3. 作例は右のとおり。左側がつや消し処理前、右がつや消し処理後の BaMoonです。その違いは一目瞭然ですね。