雨センサーの試験中


インターネット天文台の安全運用に、 高い感度の降雨センサーは欠かせません。これまで アスザック製の降雨センサー AKI-1801 を用いてきました。

一つの天文台には4個のセンサー(二つを観測室の外、二つを室内に 配置)を利用しています。降雨時は外の二つが反応し「観測不可」 シグナルを発生します。観測中に雨が降り始めると4個のセンサーが 総力で降り始めをキャッチし、緊急クローズすることで安全性を 高めています。

これまで使用してきたAKI-1801簡易タイプは、特にガーナの屋外 使用で、かなり早い劣化を経験しています。具体的には、日没後に 気温が低下すると(晴れていても)すぐ湿度に反応し、敏感過ぎて 逆に信用できない状態になってしまうのです。私たちはこれを 「狼少年」状態と呼んでいます (メーカー担当者によれば、ガラエポ基材表面が毛羽立つように 荒れ、その間に湿気がたまりやすく、感度が高くなったように 見えるとのこと)。

そこで、AKI-1801Tというテフロン基材タイプ(耐久性が高い)に 置き換えるため、現在テスト中です。

同時に、同社の 雨雪本降りセンサー ASZ-G1021 もテストを開始しました。こちらは、センサー表面の湿り具合いを 電流出力として得られ、 Karactixのアナログ入力を利用して読み出しています。 右の図を見て分かるように、夜間にセンサー表面が湿るのがよく とらえられています(この四日は晴天)。再現性も良好で、これならば、 天候の総合的判断に十分役立つと思われます。

今後、AKI-1801T/ASZ-G1021の組合せで天候判断をするプログラムを 組み、より安全なインターネット天文台を目指します。